【新企画】蔵元さんにインタビュー!ー西山酒造場 見習い杜氏本間さん 後編ー

2016/09/26

こんにちは(^◇^)SHUGAR MARKET渋谷店店長のありさんです!
 
今回は「蔵元さんにインタビュー!―西山酒造場 本間さん 後編―」をお届けします。
 
前編では西山酒造場の素材へのこだわりを聞きました。
 
後編ではSHUGAR MARKETのお客様と年齢の近い本間さんがなぜ杜氏を目指していてどんなことをされたいのか、などを本間さんご自身について聞いてみました!
 
このインタビューが日本酒業界について興味をもってもらうきっかけになれたらうれしいです!
 

なぜ26歳と若い本間さんが杜氏の道をめざしたのか…?

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数ある職業の中でなぜ蔵元への就職を選んだのか、さらに、いわゆる「最高製造責任者」である杜氏になることを決意されたのか、どんな意思決定がなされたのか聞いていました。

今までは西山酒造場について伺っていましたが、これからは本間さんご本人について伺いたいと思います。なぜ杜氏の道をえらんだのですか?
そうですね…。一言でいうのが難しいのですが…。実は僕は工業高校の化学系の学科で微生物について学んでいました。当時から発酵に興味があったんです。さらに母が日本酒を上手にたしなむ人で、大人になったらあんな風にお酒を楽しみたいと思っていました。
素敵な環境ですね。
そうですねぇ。でも当時僕の周りには日本酒に対してあまり良いイメージをもっている友人はいませんでした。「おっさん臭い」とか、「へべれけ」とか…。でも僕は母の姿を知っていますから、友人の感覚に違和感をなんとなしに覚えたのです。そこで少しでも日本酒へのイメージを変えていけたらいいなぁ!と思っていました。
素敵な夢ですね!今では日本酒業界の方々のご尽力あって少しイメージが変わり若い女性も日本酒を飲むようになりましたが、本間さんが高校生ということは、7-8年間ですよね?日本酒にあまり日が当たらない頃で、今よりもっと「のん兵衛」イメージが強かったころですよね?
そうです。だからこそ、とても残念に思っていました。
そうですよね。たくさんご苦労もあったかと思いますが、なぜ西山酒造場の就職を決めたのですか?
これがまた母のおかげです。実は7-8年前はご指摘の通り、日本酒はいわゆるダウントレンドにあり、どの蔵元も全然日本酒が売れなくて苦しんでいた時代です。学校の先生に僕の高校の近くで就職先を探してもらいましたが全くだめで、日に日に僕はブルーになっていました。
夢をあきらめようと?
そうです。でも、母はあの頃の僕を見て「目が死んでいる。これはいけない」と感じたらしく、自分の出身地でもある丹波市の酒蔵に直接電話してくれました。それが西山酒造だったんです。その電話は社長につながったようで、そのままとんとん拍子に僕の内定が決まりました。
なんと!!母はつよしですね!
そうですね。ふつう電話をかけても社長につながることはないんですが、当時の母の迫力にみんなが負けてしまったんじゃないでしょうか(笑)。

杜氏見習いのお仕事はいったい何?

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杜氏見習いという役職の本間さんのお仕事について伺いました。

ところで、本間さんの名刺に「杜氏見習い」と書かれていたのですが、杜氏見習いとはいったいなんでしょうか?
もともと「杜氏」とは各蔵に一人しかいない製造部長のような役職ですが、僕は3年前に社長に「外で勉強してこい」とこの役職を与えられました。
つまりは将来西山酒造場を担う方なのですね!それもつゆ知らず将来有望な方にいつも失礼な態度を…申し訳ございません…。
いやいや、やめてください(笑)。
じゃあ、お言葉に甘えてやめます(笑)。ところで杜氏見習いとなると、すでにお酒の開発はされたことがありますか?
日本酒はありますが、リキュールは今回の「丹波ミルクリキュール」がはじめてです。

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なんと!初めて作られたのに世界初で着色料・保存料・添加物すべてフリーのお酒の開発に成功されたのですね!すごいですね!どんなことが大変でしたか?
一度、試作の中でミルクのたんぱく質が分離して沈んでしまい舌触りがざらざらになってしまったことがありました。でも丹波市の素材の良いとれたてでフレッシュな牛乳を手配すると、3回の試作で完成しました
これは少ないのですか?いつもは3回の試作で完成するものでしょうか?
いいえ。多いときは十数回行いますが、今回はもともとの牛乳が素晴らしかったので、初回からも思っていた以上に出来がよく、たったの3回で出来上がりました。これは僕も驚きでした。
素材はやはり大事なのですねぇ…。

SHUGAR MARKETのために大型商品を開発してもらえるのはなぜ?

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お酒の開発には、費用も時間もたくさんかかります。さらには、世界初の商品となるとより困難があるにも関わらず、そんな商品をSHUGAR MARKETに提供いただけました。その理由に迫りました。

そもそも、なぜSHUGAR MARKETのために、世界初となる大型商品を開発していただけたのでしょうか?
この「丹波ミルクリキュール」はSHUGAR MARKETのお客様を見てひらめいたからです。SHUGAR MARKETでは様々な果実酒と「SHUGAR ヨーグルトリキュール」を混ぜているお客様がたくさんいらっしゃいますよね。ヨーグルトに代わる、そのまま飲んでもおいしいし、まぜるのに適しているものはないかな…と。さらに丹波市の魅力が伝わる商材があるといいなぁ…と考えていたら、ミルクリキュールにたどり着いたわけです。
なるほど…。SHUGAR MARKETは蔵元さんにとって、新しいインスピレーションを得られる場所ということなのでしょうか?
そうですね。特に「蔵元乾杯」イベントはとってもありがたいです。

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へぇー。そうなんですか。「蔵元乾杯」イベントは、日ごろ会わない蔵元さんとお話しすることでお客様が楽しんでいただけたらと、と思い企画したのですが…。蔵元さんにとっても魅力があったのですね!嬉しいです!
そうですね。SHUGAR MARKETの「蔵元乾杯」ほどお客様との距離が近いイベントは見たことありませんお客様と自然にお話ができるので、新しい商品を作るときにも、すでにある商品の魅力を再確認するためにも有効な場所ですね。
なるほど。そんな場を提供できていることをとてもうれしく思います!!それではそろそろお時間となりましたので、最後にSHUGAR MARKETの店長ブログをご覧になっている方に何かメッセージがあればおねがいできますでしょうか?
そうですねえ…。常々思っていることですが、SHUGAR MARKETほどこんなに自由に果実酒を飲めるお店は他にはありません。ぜひ様々な新しい飲み方をして果実酒の魅力を感じていただきたいです。その中に僕たちのお酒が入っていたらとっても幸せです。これかもSHUGAR MARKETと、西山酒造場をよろしくお願いいたします。
ありがとうございました!

インタビュー後記

いかがでしたか?
 
SHUGAR MARKETのお客様に蔵元さんについて興味を持ってもらおうと始めたインタビューでしたが、私自身商品を見つめなおす素敵な時間となりました。
 
本間さんから苦労話をうかがえたことで、より丁寧に商品をお客様にお伝えしなければならないという使命感が出てきました。
 
SHUGAR MARKETでは西山酒造場をはじめとする、梅酒も果実酒も、全国各地の美味しい原材料にこだわったものを取り揃えています。石川県能登の梅、奈良県の南高梅、佐賀県産の梅酒。愛媛産のみかん、和歌山産の白桃、岩手県産のりんご、広島産のレモン。
 
お客様がSHUGAR MARKETにきてお酒を楽しむ飲むことで、地方の果物を消費し、地方活性化の手助けとなります。
 
ぜひSHUGAR MARKETにいらして楽しくお酒をのんで、地域をしって、地域と小さな蔵元を支援してください。
 
さて、次回は「果実酒戦隊フルーツサワーZ」を作られている麻原酒造 吉野さんをお招きしてインタビューを行います(^^)/
 
ぜひ次回もおたのしみに♡

ありさん
ありさん

SHUGAR MARKETの名物店長。ニックネームは「ありさん」。毒舌キャラが売り。誰でもすぐに仲良くなれるはずなので、ご来店の際は声をかけてみて!

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