

初心者でも簡単!梅酒・果実酒のテイスティングの方法をレクチャーしますー見た目編ー
2016/11/16
こんにちは(^◇^)SHUGAR MARKET渋谷店店長のありさんです♡
11月も中旬になり、いよいよ冬を感じられるようになりましたね…。ああ、寒い。
さて本日のブログは、先日開催したイベント「世界に一つだけ!梅酒サングリアを作って持って帰ろう」でとても好評だった梅酒・果実酒のテイスティングの仕方をお伝えしたいと思います!
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この内容は、SHUGAR MARKETはもちろん、色んなところで梅酒・果実酒を飲むときに活用できるとっても便利な情報です!最後までばっちりご覧ください☆
テイスティングとは?
そもそも、梅酒・果実酒のテイスティングとはどのように行うかご存知ですか?簡単にまとめると、3つのステップでテイスティングを行うんですよ。
1:見た目
色、にごり、とろみ、透明感、粒の有無などを見ていきます。よくワインのソムリエがグラスを回しているイメージがあるかと思いますが、それはこの違いを見るためなのです。
2:香り
フルーツや梅の香りの強弱、アルコール臭、香りの持続性、鼻の抜け具合などをみていきます。
3:味
フルーツや梅の甘味・酸味、アルコール感の強弱、余韻、コク、果実の粒の柔らかさや主張度合い、舌から鼻の抜ける感覚などで評価しています。
この3つの方法を駆使して梅酒・果実酒のテイスティングをするんです!ざっくりですが、お分かりいただけたでしょうか?
初心者でも簡単!見た目のテイスティングの仕方とは?
さて、プロがどのようにテイスティングをしているのかを紹介しましたが、初心者が丁寧にすべての項目で梅酒・果実酒のテイスティングをしようとすると、基準となるお酒を知らないためドツボにはまります…。実際、私も始めの頃はかなり苦労しました。笑
そこで、まずは見た目のテイスティング方法を紹介します。下のテイスティング表を参考にすれば、初心者の方でも簡単に見た目のテイスティングができちゃいます。
※こちらはあくまでも私が、初心者でも分けやすいように分類したものなので、厳密なものではありません。参考程度に見ていただければと思います。
縦軸は「色の濃淡」です。色が濃ければ上に、下に行けば薄い(白いに近い)ということです。そして横軸は「にごりの有無」です。にごっていれば右に、透明で透き通っていれば左に位置します。
本来は縦軸、横軸の中でもレベルがあると思いますが、まずはざっくり4つに分類できれば◎です!超簡単に言えば、「濃いor薄い」「にごっているorにごっていないか」で分類していけばいいということです♪そのそれぞれのタイプの味わい特徴は下記です。
色濃い+にごり有:濃厚で、果肉感もしっかりと感じられる味わい。
色薄い+にごり無:さらっとすっきりめの味わい。
色濃い+にごり無:コクのある味わい。
色薄い+にごり有:バランスがよい味わい。
実際に梅酒で見た目のテイスティングをしてみました!
今回SHUGAR MARKETで人気の2種類の梅酒で、見た目をテイスティングしてみました。
梅申春秋
「梅申春秋」 を造るのは兵庫県・西山酒造場。すももみたいな優しい甘みと、程よい梅の酸味のバランスがよい梅酒です。香りも梅シロップを添加しているため、ふわっと花のように広がり、おもわず目をつぶって香ってしまいます!
えちござむらい
「えちござむらい」を造るのは新潟県・玉川酒造。アルコール19%のガツンとしたキレがあります。梅のコクが感じられ、アルコールとのバランスがいい一本です。
見た目テイスティングの結果
「梅申春秋」は色が薄く、黄色がかっています。そして、梅のとろっとした粒が見えるため、先程の表の右下のコーナーに属します。確かにこの梅酒、しっかりとした梅の風味ととろみが特徴なんですよね。
一方「えちござむらい」は、オレンジと茶色の間くらいはっきりとした色がでています。さらにグラスの底が見えるため、透明度も高いです。つまり先程の表の左上のコーナーに属します。このコーナーの特徴はコクのある味わいですが、まさにコクあり!な一本です。
このように見た目だけでもある程度味わいの予想がつくので、好きな味わいの梅酒があれば、選ぶ際に見た目も考慮すると好みのものに出会いやすいですよ!
今回はわかりやすいようにあえて両端のものを紹介しましたが、SHUGAR MARKETにはたくさんの梅酒があるので、皆さんもぜひテイスティングしてみてくださいね♪
いかがでしたか?次回は初心者でも簡単にできる、香り・味わいのテイスティング方法を紹介しますのでお楽しみに☆