

喉にも優しい!香りと渋味が魅力の「かりん酒」とは?
2016/04/02
古くから喘息、せき止め、利尿などに効能があるといわれ健康維持に利用されてきた「かりん」。今回はほどよい渋みと酸味を味わえる「かりん」の果実酒についてご紹介していきましょう!
かりん酒の効能
かりんは、果肉が堅く、そのまま食べるのは適しませんが、果実酒にすると抜群の香りと、ほどよい渋味、酸味が溶けあい、最高のお酒となります。昔から咳止めとしての民間療法としてかりんが用いられており、その他風邪の諸症状に関しても効果的です。その他疲労回復などの効果もあります。
かりん酒の作り方
それでは実際のかりん酒の作り方をご説明していきましょう。
1.かりんの下準備を行う
かりんは熱めのお湯の中で、タワシを使ってよく洗います。そのまま2~3日置いて表面に蜜がにじみはじめるまで待ちましょう。
2.種ごと輪切りにして瓶に入れる
かりんは水洗いし、水気が乾いたら種も一緒に輪切りにしましょう。輪切りにしたかりんは種ごと煮沸消毒した瓶に入れます。
3.はちみつと焼酎を加える
かりんを瓶に詰めたらはちみつと焼酎を加えます。はちみつの量はお好みで調整しましょう。
4.半年かけて熟成
約半年で熟成し、果実の風味がお酒に浸透します。実をとりだし、お酒をこして別のびんへ移しかえて完成です。
以上、風邪にも効果的なかりん酒についてでした。健康にも良くて美味しいかりん酒。是非試してみてください。